ポルトガル 5日目

5時ころ起きて 連泊すべきかほかの街へ移動すべきか少し考える
天気も変な感じ

朝食はアメリカンスタイル
スクランブルエッグとベーコン まだ食べていないパンを選ぶ
オレンジジュースが搾りたてで美味しい
朝食ブッフェは「ドイツ風パン、コーヒー(ラテ)、チーズ、ハム、果物、ヨーグルト」が多い

このままほかの街へ移動すると観光地を巡ってしまいそうなので連泊することにした
連泊の支払いは現金だった 残金がなくなる
宿の有料PC(€3)に接続すると文字化け 15分「□□□」を眺める 

したいことも思いつかなくて ガイドブックを見て シザの海のプールへ行くことにした
改札でアンダンテ(メトロのチャージ式カード)を通すと 赤ランプで通れない
券売機でチャージしようとすると紙幣が使えない
手持ちにコインはない 両替するところも近くにはない……
シザの海のプールへの気持ちは失せた
隣の券売機でも コインを持っていない旅行者が「何なの?」って言ってる 
ほんとにその通りだ

駅を出ると 目の前にカテドラル 
路上でトランペット吹きがゴッドファーザーのテーマを吹いている
世俗的な感じも込みでいいな
回廊へ入るには€3 回廊や中の装飾、絵が好みだった




カテドラルは 鐘の音パターンとか音色の種類とかちょっとおもしろい
雨がシトシト 聞こえてくるのは自然な音
本を読んだり眠ったり 気付くと2時間くらいぼんやりしてた

知らない道を選んで 川へ向かう
川辺に着くと13時 何か食べよう

CRUPOっていうチェーン店っぽいとこで看板を見ていると 
店員さんに声をかけられ店中へ
SOPA(スープ)と bifana(豚肉ソテーのサンドイッチ)を注文
SOPAは塩分高め bifanaはライ麦パンっぽいハードなパンに
豚肉が挟まっていて美味しい でも半分の量でいいな ビールもたのんだ
途中で店員さんが 大丈夫か?美味しいか? と尋ねてくれる
昨日のトリッパのお店もそうだったけど 気遣いが当たり前にされている

昼食のあと 近くの美術館っぽい建物を覗いてみると博物館だった
(そしていまガイドブックを見返すと‘エンリケ航海王子の家’だった)
展示スペースでは クレリゴスの塔をテーマにした絵画展が行われていた
強く興味をひかれるものもなく 博物館をあっさり見終えると
前の道で クルージングの呼び込みをしている チケットを購入した

30〜40人乗りの小さな船
前の席に ドイツ語風の言葉を話す東洋の顔立ちをした男の子と女の子 とてもかわいい
船に乗りこむと ほどなく すーっと川の中へ進んだ
川からの橋の眺めはなかなかだった

船を降りて川辺へ戻る ドウロ川とお別れなんだなという気持ちになる
今日は夕暮れまで川辺で過ごすことに決めた
CRUPOの隣の商店で コカコーラライト・水とおやつを買う
太陽に背を向け ベンチにおちつき読書
寒くなってアノラックを着ると眠たくなる ビールのせいだ

昨日が夏から秋への変わり目だったんだ
一昨日ワインセラーで飲みすぎてヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの側で
ふらふら歩きながらみた夕暮れが一番きれいだった
ドン・ルイス一世橋をふらふら歩いていたときが
ベロンベロンでなければ 吐きそうでなければ もっと佇みたかったな 自分のばかー

もう夕暮れには何も起こらなかった 
再び商店へ立ち寄り 夕食を買う
ハム・肉を切る機械の辺りにワインが並んでいる
あまり近寄れずにワインを見ていると 場所をあけてくれた 
ワイン・タコ缶とか買って帰る

宿に戻り シャワーではなくお風呂に入る 浴槽はお掃除が入っていない感じ
タオルは綺麗っぽい サッと入った
改めて 日本のホテルはすごいと思う 清潔の基準が高いせいだろうけど 
綺麗なのは気持ちがいいしありがたいことです
白ワインは€3.65くらい 日本なら¥2000くらいしそう
ガゼラも€1.8くらいで売っていたし
ワインをのんだら あっという間に寝てしまった